生まれ育った実家をリフォームしよう

実家のリフォームを考えたものの、どこをどう変えたら良いのかよく分からない人もいるでしょう。どうせリフォームするなら、快適な家にしたいものです。ここでは、実家のリフォームをする上で気を付けたいポイントについてご紹介します。どんなところを直したいか、リフォームをする前に一度家族でよく話し合ってみましょう。

実家のリフォームで気を付けたいところ

実家には、家族の思い出がたくさんつまっているものです。しかし、快適に住み続けるためには周りの環境や家族の状態に合わせてリフォームした方が良い場合もあります。そんな実家のリフォームで気をつけたいポイントは、主に2つあります。1つ目は、バリアフリーにすることです。お年寄りの怪我の多くは、家庭内での事故によるものです。身体能力が低下することによって、ちょっとした段差で転んでしまったり、浴室ですべって転倒してしまいます。そのような事故を防ぐために、家の中の段差をなくしたり、浴室の床をすべりにくい素材にするといった対策を取りましょう。バリアフリーによって暮らしやすい家にすることは、両親への素敵なプレゼントにもなります。
2つ目は、断熱性や耐震性を見直すことです。冬に家の中が寒いと感じる場合は断熱材を入れたり、内窓を付けることによって断熱性を高めるリフォームが適しています。加えて、浴室暖房などのヒートショックへの対策もしておくことで、さらに冬を暖かく安心して過ごすことが出来ます。また、実家が建てられたのが1981年より前の場合は、近年建てられた家よりも耐震性が低い可能性があります。地震などの自然災害が多いため、耐震性はとても重要です。気になる場合は、耐震性が十分かどうか診断を受けてみると良いでしょう。