住む人に優しいバリアフリー住宅！老後の車椅子も安心のリフォームプラン

高齢者社会の昨今、バリアフリー住宅へリフォームを行う家庭が増えています。車椅子での生活が必要になった場合も従来の住環境では移動をするだけでもひと苦労なことが多く、介護が必要な時も大きな不便を強いられがちです。しかし、そんな不便もリフォームで解消できるかもしれません。ここでは、どんなプランがおすすめなのかチェックしてみましょう。

段差のないスロープへ

車椅子で移動を行う際に支障をきたしがちなのが、玄関まわりの段差です。階段はもちろん、ちょっとした段差も車椅子にとっては大きな障害になり得ます。そんな時はスロープを設置することで移動が楽になり、車椅子に乗ったままでもスムーズに出入りを行えるようになります。スペースが狭く難しそうな場合でも、カーブを描くタイプや折り返しタイプにすることで設置可能な場合も多いです。

手すりの設置で安心感が高まる

お風呂やトイレなどは、車椅子ユーザーが特に苦労をしやすい場所です。乗り降りをする際の支えとなる場所がないことで、スムーズな移動が難しいからです。そこで重要になってくるのが、手すりです。掴まったり体重をかけたりする場所があるだけで安心感を持てますし、バランスを崩して転倒をしてしまうリスクも軽減できます。もちろん、廊下やベッドまわりなどいたるところに導入可能で、住み心地を飛躍的に高められるでしょう。

幅のある間取りで移動も楽々

古い住宅の場合、車椅子が通ることを前提に間取りを考えているわけではないため、部屋の出入口の幅にゆとりがないことがよくあります。通るのもギリギリの状態では、出入りをスムーズに行えません。リフォームで幅を広めに変更したり、段差をなくしてあげることで車椅子でも戸惑うことなく移動を行えるようになるでしょう。